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100%デザイントウキョウ

2007年の10月31日から11月4日まで開催していた、100%DesignTokyoという現代デザインの国際見本市について。

そもそも100%Designは、「コンテンポラリー・インテリアデザインの国際見本市」で、その起源は1995年ロンドンのキングスロード沿いで開催された小さなテントです。今では、東京を始め、世界的にもっとも有名な現代デザインの国際見本市となっています。

日本に100%designが上陸したのは2005年。神宮外苑を会場に、斬新なショーアップを行い、多くのデザイン関係者から評価されました。

こうして消費者とデザイナーの接点を増やすことはとかくすでに評価されきった巨匠ばかりを尊重しがちな日本の傾向を修正していくことができるかもしれません。よいデザインは評判が作るのではなく、使い手が決めることなのだから。

デザインやデザイナーはすでに広く認められた職業だけれども、一般の人々にとっては何か得体の知れない職業に見えるのは否定できないでしょう。目立つのは大企業のインハウスデザイナーばかり。もっとデザイナーが消費者と対話し、デザインを広めていける機会を作り出せたら、本当の意味でデザインの競争環境ができ、世界で勝ち抜いていけるデザインを生み出せるのではないかと思います。

政府は「ジャパンデザインはすばらしい」というばかりではなく、デザインを生み出す環境こそを整備し、その環境こそを世界に誇るべきなのに。実際、環境はお粗末。それはデザイナーばかりではなく、アニメーターやその他、いろいろな専門職についてもいえるでしょう。